通所介護と通所リハの違いは?医師配置と目的で整理

📖 リハ職のための用語集 #10

通所介護 vs 通所リハ の違い

デイサービス と デイケア をやさしく整理

一言でいうと

通所介護(デイサービス)は生活支援と社会参加が中心。通所リハ(デイケア)は医師の指示のもとでリハビリを行うサービスです。

医師・PT/OT/STの配置、主目的、運営主体が大きく違います。

bot’s メモ

「デイサービス」と「デイケア」、名前が似すぎてご家族から聞かれるたびに迷子になるやつ。ここで整理しちゃおう!

1. デイサービス と デイケア

「デイサービス」と呼ばれるのが通所介護、「デイケア」と呼ばれるのが通所リハビリテーションです。似ているようで、運営主体・職員配置・主目的が大きく違います。

通所介護 vs 通所リハ 通所介護(デイサービス) 生活支援・入浴・食事・機能訓練 医師の常駐なし PT/OT/ST は必須配置ではない 社会的交流・閉じこもり予防 運営:民間・社福など多様

通所リハ(デイケア) リハビリ中心のサービス 医師の配置が必須 PT / OT / ST が配置 機能維持・改善を主目的 運営:病院・診療所・老健

両サービスの主目的と体制の違い

2. 比較表

項目 通所介護(デイサービス) 通所リハ(デイケア)
主目的 生活支援、機能訓練、社会的交流 医師の指示のもとリハビリテーション
医師の配置 必須ではない 必須
PT/OT/STの配置 必須ではない(機能訓練指導員は配置) 必須
主な利用者像 社会参加や生活支援が中心で必要な方 機能訓練・医学的管理が必要な方
運営主体 民間、社会福祉法人など多様 病院・診療所・介護老人保健施設
利用時間の目安 半日〜1日 短時間〜1日
リハ専門職がいなくても「機能訓練指導員」配置のデイサービスは機能訓練をうたっていることが多いです。ただし医師の常駐・個別リハ計画の有無でデイケアとは別物。適応を見て提案を。

3. 使い分けと移行

退院直後 → 通所リハ が向いている

医学的管理と本格的なリハビリが必要な時期。医師の指示に基づく個別リハが強みです。

状態が安定 → 通所介護 にシフトすることも

機能的に安定し、社会参加・生活支援が中心になれば通所介護に移行するケースも多いです。

併用するパターン

通所リハで個別リハ、通所介護で社会交流・入浴、という併用も可能。ケアプランとの整合性を取りながら組み合わせます。

4. よくある疑問

Q. 利用者はどちらを選ぶの?

A. 本人の希望とケアマネのアセスメントで決まります。医師の意見書・リハ職の情報提供が判断材料になります。

Q. 費用はどちらが高い?

A. 一般的には通所リハのほうが単位数が高めですが、時間・規模・加算によって変動します。

公式情報・参考リンク

免責事項:本ページは学習用コンテンツであり、医学的・法的助言ではありません。制度の取り扱いは改正により変わります。実際の利用・申請は最新の厚生労働省公表資料およびお住まいの市町村窓口で必ず確認してください。

最終更新日:2026年4月18日